ほうき星を追いかけて

星のこととか、日々感じたこととか、いろいろ。

【占いメモ】2023年も道具はしっかりと使いこなしていきましょう。


何度も言うよ。


こんばんは、しつこい女ことわかばです。

先日、美容室に行きまして。いつも通り軽くメイクもして頂いたのですが、その時に使っていた色がまあ衝撃的だったんですね。なぜかって、自分が似合わないと思って避けていた色ばかりだったから。

個人的には大好きな色、だけど絶対に持つことは許されないと思いこんでいたものばかりです。気になって美容師さんに聞いてみると、わかばちゃんはこっち系の色は得意だと思うよ」とのこと。


「それって、いわゆるパーソナルカラーっていうやつですか? 」
「んー。まあ、それもないわけではないけどね。……例えば、この色。どう?」
「めっちゃ好きです」
「じゃあ、これとこれは? 」
「ドンピシャですね」
「やっぱりね。自分が好きだと思う色は意外と似合ってたりするもんなんだよ。本人が気付いてないだけでね。俺は直感的に『この人はこういう色が好きなんだろうな』っていうのが分かるから、それに合わせてメイクしてるだけだよ。美容師なら誰でも持っている勘なんじゃないかな」


ほほう、美的センスを持っている人間は言うことが違う。そう思いながらも、一応自分のパーソナルカラーについて質問を重ね、帰ってスマホで検索してみると……。なんじゃこりゃ。

禁止のオンパレードではないか。


「イエベ/ブルべにこの色はダメ」
「イエベ/ブルべさんはこうすると老けてみえるから避けよう」
「○○には○○がマスト!※このアイテムはイエベ/ブルべの方しか使えません」


そのような情報を目にするうちに、だんだんと対抗心が沸き起こってきまして。ほら、禁止って言われたことに限ってやりたくなっちゃったりするじゃないですか。こうなったら、特に好きでもない色をべったり顔に塗りたくってやろうかな、と(笑)

冗談はさておき。別にね、パーソナルカラー診断が悪いわけではないんですよ。問題は制限ができてしまうことにあるんです。おしゃれに幅を持たせるために作られたサービスのはずなのに、かえって個人の自由を狭めてしまっている。これって占いでもよくあることだよな、と思った次第です。

ここからはいつも通りの流れですね。皆さん、復唱してください。

せーのっ!

「ツールは使っても使われるな」

お金だってツールなのだ。

方法論はたくさん転がっていますけれども。基本的にね、自分しか勝たんのですよ。水星が逆行しようが、オレンジ色が似合わなかろうが、何をどうするかは自分で決めなければいけないんだから。

いくらタロットが「転職した方がいい」という結果を出したとしても、辞表を出さない限りは次の職場に移ることはできないのです。だとしたら、一つの答えに囚われる必要なんてありませんよね。

占い師がこんなことを言うのもアレですが、本当に必要な答えは自分の中にあったりするものなんです。それこそ、私が無意識に自分に似合う色を好きだったように。ただ、どこかから仕入れた情報のせいで、自分には似合わないと勘違いしていただけでね。

その「勘違い」に気付かせるものが占いであってほしいと常に願っています。選択肢を減らすツールではなく、増やすツールへ。

占いとハサミは使いよう、でございますよ。





というわけで、2023年もしつこく繰り返して伝えていく予定です。

歯ァ食いしばってちょうだい。