ほうき星を追いかけて

星のこととか、日々感じたこととか、いろいろ。

【占いメモ】風の時代へのあれこれ

あけましておめでとうございます(遅)

というわけで、こんばんは。わかばです。

久々の更新ですね。もうブログの書き方忘れちゃったよ。最近はもっぱら仕事と私生活の波に飲まれています。

星読みからも大分距離ができちゃって、「え!?天秤座の満月?しかも月食ですって?わーお、いつの間に?」みたいなね……。これじゃ占い師(仮)どころか見習いも名乗れないわ。

基本のキからやり直しです。

前回にも書いた通り、色々と思うことがありまして、副業の方もお休みしていることだし、もうブログの方は書かなくてもいいかなぁと放置していたのですが、どうしても残しておきたいことがあったのでパソコンを開きました。必要な人に届けばそれでよし!ということにしておきましょう。

さて、本題。先ほどYouTubeのショートで興味深いものがありましてね、バンクシーさんが雇った俳優に路上で自分の絵を売らせる、といった内容だったのですが……。
バンクシー?誰?という方はこちらから↓時間がないので、Wikipediaさんで勘弁してください)

ja.wikipedia.org

まあ、結果は予想通りなんですよ。知らん人が声をかける分には一つも売れなかったのに、作者本人がネタばらしした途端、作品の価格がウン千万につり上がりましたっていう。

面白いのはコメントの方で、確か、

「最近の芸術は『作品に対して人がどう思うか、どう扱うか』に重きを置いていて、目で見てすぐに分かるような優秀な作品を作ろうとする人はいなくなった。」

というニュアンスのコメントがあったんですよ。で、それに対して、「『誰が』作ったのかが大事なんだよね」という反応が返ってきてて、まあ風の時代的なやりとりだな、と思ったのです。

もともと芸術は「誰が」に焦点を置きやすい分野ではありますが、「最近の芸術は~」にもう一度着目してみてください。モノ→人への流れが書かれています。目の前のカタチの美しさだけではなく、その美しさを通して作り手の思い、あるいは作り手自身の人柄を見ている。

作り手の思い、自身の人柄=独自性です。

風の時代やんな。by天王星さん

もちろん、今までもそういう見方はあったでしょうが、今後はこちらがメインになるでしょうね。

バンクシーが描いた、バンクシーの絵だからこそ価値がある。今後、優秀な作品ーー。もっといえば技術を前面に押し出した作品を作る人がいなくなる、とまではいいません。ただ、少なくなるでしょうね。だって、AIが一瞬で描いちゃうんだもの。

分かりにくくて申し訳ないのですが、技術を習得することが無駄だと言いたいわけではないのです。技術は高ければ高いほどいいに決まってる。プラスその人の個性が強く出ていることが重要だと捉えてもらえれば間違いないかと。

当たり前の面白みのない内容ですが、シンプルに書きたいなと思ったので少しだけ。

それでは、解散!




別に星読みとかは関係なく、才能や燃えるような使命を持つ人には生きやすい時代。流されるまま、なんとなく生きている人には生きにくい時代になってきたなと常々感じております。

「風の時代」というけれども、どんな時代が生きやすいかは人それぞれよね、って話で。

ただダラダラ書いてるだけ


急に襲いかかってくる焦燥感


夏バテ気味のわかばです。こんばんは。

お久しぶりですね。……と、毎回書いているような気がしますが。筆を取らなかったのにはいくつか理由があって、例えばシンプルに疲れているからだとか、スピリチュアルや占いの限界を垣間見たりだとか(これに関してはしょっちゅう)、今はアウトプットの時期じゃないと感じたからだとか、色々とあるんですけれども。一番の理由はスランプに陥っていたからなんですね。

書き手としてのスランプではなく、この世界に生きるプレイヤーとしてのスランプです。ちっとばかし迷走してました。いや、今でもしてるか。

きっかけは誕生日を迎えたことです。25歳になったんですよ、ええ。

心はガキんちょのままでも、世間的に見ればアラサー。立派な大人です。人の一生で見ればまだまだ若いのかもしれませんが、立ち止まって思案するべき年齢です。なぜなら、今まで通りのやり方が全てにおいて通用しなくなってきますから。

例えば、仕事。若いうちはポンコツであっても大目に見てもらえますよね。恋愛だってそうです。未熟だったとしても、それが一つの魅力になる。ところが大人ーー。本当の「大人」になってみるとどうでしょう。年齢を重ねるにつれて仕事ができるのは当たり前となり、恋の病にかかったとしてもある程度の落ち着きを求められます。

今はいわば過渡期。そして西洋占星術的にいえば、金星期から太陽期に移ったところです。もう「嬉しい!楽しい!大好き! 」だけではいられないんですね。少なくとも、私は無理です。高校生や大学生と接していて思いますもの。いくら自分が幼いといっても、さすがにこの子たちとは違う。どうあがいたって人は円熟してしまうものなのだな、と。

もちろん、円熟していくのは素晴らしいことです

太陽は自我や人生の目標を表す天体ですから、嫌でも自分に向き合わなければなりません。自分が何者なのか、そしてどの方向に向かって走っていくのか。ここを曖昧なまま進めてしまうと、サターンリターンの時にガツンとやられてしまいます。まあ、そこで気付いたって遅くはないんですけどね。

もっというと、一生気が付かなくったっていいのかもしれません。どう生きるのかは個人の自由だから。

ただ私はそれなりに洗練された大人でありたいし、若い人たちを素直に応援できる人間でいたいから、自分の在り方を模索しているだけです。

女の子たちが夢見るプリンセスなのであれば、私は女王でありたい。女王が無理だというのなら侍女でもいいし、城の中の窓際官吏でもいいし、お野菜を洗う厨房の下働きでもいい。何言ってんの?って思われるかもしれませんが、要は地に足着いた人間になりたいということです。精神的にね。

そのためには、まず太陽としっかり向き合って自分なりの打開策を見つけ出したいと考えております。

日々精進ですね。

厄介な古参の感想【全体編】

文句が多いヲタクです。


お久しぶりです。

もう5月が終わるなー、そういえばブログ書いてないじゃん!と慌ててログインいたしました。寝不足のわかばです。

ゴタゴタしているのはいつも通りなのですが、今月はね……。ティアキンが発売されましたから。

youtu.be

ゼルダの伝説」シリーズは私の人生において最も優先されるべきゲームなのです。

というわけで、ご想像の通り筆慣らしにティアキンについて軽く語ります。ネタバレを大いに含みますので、苦手な方はブラウザバックしてくださいね。過去の作品を履修していない方も読まない方がいいかな。色んな作品に言及するつもりだから。

さて、まずは肯定的な感想からですね。今作をプレイしていて一番嬉しかったのが、過去作品を思い出させるような演出が多かったことです。鼻歌に嵐の歌のフレーズが混じっていたり、ボス戦に竜の島のサビが入っていたり。好きな作品だから目についただけかもしれませんが、特に『ゼルダの伝説 風のタクト』の要素が強かったように思います。

ユン坊の仮面が割れたり、カックーダがボコブリンを運んでくる場面だったり。そもそもリト族やコログが初めて出てきたのが風タクですもんね。そうなると、ブレワイの時から割と多めに取り入れていたのかもしれません。個人的に嬉しかったのはバクダン花の復活かな。あのフォルムを見ると懐かしさを感じます。

神殿や祠のギミックも凝っていて、謎解きの要素が強くなっています。言い方は悪いですが、前作で得たファンをふるいにかけているのかなといった印象がありましたね。受動的な姿勢でも楽しめるのがブレワイ、能動的に遊びにいくのがティアキンといったところでしょうか。

クラフトの面から言っても、今作は自ら自分を楽しませる工夫がないとすぐにつまらなくなります。こういった点から、ゲームに爽快感やスピードを求める方には不向きな作品かな、と。かといって、じっくり進めたい方やストーリー重視派にとっても微妙なのが今作の悩みどころです。

もちろん、やりこみ要素はたくさんあるんですよ。マップもえげつないくらい広がりましたし。だけどねー……。ちょっと中途半端なんだよな。空のマップはスカスカだし、地底はゼルダお得意の真っ暗な世界そのものというだけで、やることは地上や空と変わらないし。

いくら知らない地形のように見えるとはいえ、マップは同じなのだから既視感があるわけです。当然、新鮮さは失われる。その代わりに別の旨み成分を配合しなければならないのですが、これが非常に大味に感じまして。宝箱の中身、敵、入手できるアイテムなど各フィールドごとに違いはありますが、それだけです。細部を攻略する楽しさが少ない。
(これだったら、空と地底のマップは今の半分程度でよかったのではないかと)

あと、絶妙に操作性が悪いのもポイントですね。素材を引っつけるのもそうだし、クラフト自体も慣れるまではけっこうなストレスを感じます。ここで投げちゃった方もいらっしゃるんじゃないかな。特にブレワイの評判を聞いてティアキンに参戦した人たちは、理想とのギャップに苛立ったのではないかと思います。

全体的に見て、今作は「(任天堂の)ゲーム会社としての可能性を大いに感じる」作品でした。欲を言えば、開発期間を延長してほしかった。任天堂さんならもっと丁寧に作りこむことができた箇所があるはずです。

ゲーム全体に対する感想はこんなところですね。お次はストーリーについてですが、長くなりそうなので次の機会に回します。



ついでに言うと、全体的なデザイン。特に祠や塔(鳥眺台)は前作の方が好みでした。ゾナウもいいけれど、シーカー族の技術についてもう少し深堀りしてくれてもいいのになあと思うこの頃です。