こんばんは。
なんか眠いなぁと思ったら、今日は満月の日なんですね。
射手座満月からの皆既月食で、しかもスーパームーンだと。ほうほう。
まあ、月に関しては、有名な方たちがたくさん書いていると思いますので。この場ではあえて書きません。というか、書く気が起きない。笑
どうも苦手なんですよね、月……。謎が多すぎる。星には膨大な数の意味がありますが、月はどれも当てはまらないような気がするんです。
いや、母親とか無意識とか人気運(大衆)とか、それぞれの意味は理解できるんだけれども。
満月ワークなども人気ですが、効き目あるのかな?書き出す作業はいいと思うんですけどね。望みも明確になるし。
とにかく、体調が悪くなりがちなので、私は苦手です。例え、好転反応なのだとしても。
月といえば、マドモアゼル愛先生の「月の欠損」説が気になっているのですが、それはまた今度書くとして。
先ほど、母と一緒にテレビを観ていた時のこと。
「私ね、あなたが心配だったのよ」
ポツリと呟く母。どうやら、過去を振り返っていたようなのです。それ以上は何も口に出しませんでしたが、私は密かに衝撃を受けました。
あれを心配で終わらせるのか……。と。だってね、学生時代の私ときたら最悪だったんですよ。かなり手を焼いたはずです。
母に落ち度がなかったかと言われれば、そうではないと思います。が、きっと愛するがゆえの言動だったのでしょう。あとになって分かりました。
あの、お互いにとって辛かった日々。それを「迷惑だった」とか、「しんどかった」で表現しないところに、私は彼女の懐の深さを感じたのです。
「愛とは行動。それは筋肉と同じで、使わなければ衰えてしまう」
オードリー・ヘップバーンさんが息子さんに送った言葉です。子どもが生まれてからは、何よりも家庭を大事にしていたのだとか。きっと、愛情深い人だったのでしょうね。
誰もが持っているであろう、愛。物語の中で描かれる、どこか神々しさを帯びた愛。
そこに至るまでには、きっと目には見えない努力があったはずです。傷付きながらも、苛立ちながらも、相手を思いやる努力。いわば「心の筋トレ」ですね。
情の薄い私からしてみれば、まるで夢物語のように思えるのですが。諦めない限りは、いつか芽生えてくるかもしれません。それにしても、すばらしい才能だと思います。
才能ですよ、愛することができるのは。
これをお読みになっているあなたが、どのような状況にいるのかは分かりませんが、どうか誇りを持ってください。
あなたは、誰かを愛することができるかもしれないという、すてきな可能性を持って生まれてきたのだから。
満月の夜、楽しくお過ごしくださいませ。