ほうき星を追いかけて

星のこととか、日々感じたこととか、いろいろ。

山羊座満月、ざっと読み

こんばんは。

今日はいつもと比べて気力がありますので、山羊座満月図について書いていきたいと思います。以前にも書きましたが、新月・満月図の星読みは基本的に不定期開催です。気分と体調によっては全く触れないということもございますので、そういった時は他の方の発信を参考にしてください。

さて、今回のお月さまは山羊座に鎮座しています。前回にちらっと紹介した冥王星と緩くコンジャンクションしている状態。ちなみに、私はオーブを広め(6度~8度)にとって読みます。最近は天体だと5度以内、小惑星だと1度以内で読むのが主流になっていますね。人によっては、10度ほど離れていても合とみなす場合があるそうです。トランスサタニアン、金星と火星の絡みならその読み方を採用してみるのもいいかもしれません。

対する太陽は蟹座1室、ブレインである水星さんとくっついています。天体は7~12室に散らばっており、意識は外側に向いている様子。MCは魚座に位置しており、付近には支配者である海王星がいらっしゃいます。特筆すべきは月のサビアンシンボルですね。山羊座22度「敗北を優美に認める将軍」です。感情を表す月、大きな視点で読むと民意である月がこの位置に来ているのは大変興味深いです。

個人として読むと、他者や世界に対する諦めを手放すことが課題となっています。月の近くに破壊と再生の冥王星がいますからね。敗北を認めない、ある種のしぶとさが求められているわけです。水星や太陽は温かみのあるコミュニケーションをとるように促していますし、10室(木星海王星)、11室(火星、天王星)は言わずもがな。しかし、こうして書いてみると非常に賑やかな並びですね。楽しそうだこと。

気になるのは金星と土星の配置で、ネックになるとしたらこの2つです。土星は個人の理想や精神を表す9室に、金星は12室にいます。癒しの金星ですが、今回は隠れてしまっているので楽しさが見いだせないかもしれません。サビアンシンボルが普遍的なものであることも相まって、変化に対して尻込みしてしまう可能性もあります。12室は隠れた意識や敵を表すハウスですから、一筋縄ではいかないことが多いです。

箸休め満月さん

大きな視点からみた場合も似たようなもので、まずは「何も変わらないから何もしない」という姿勢を改めることが大事です。個人の力なんてたかが知れていますが、だからといって何もしないでいると今の状況が続くだけです。今回、対象(太陽)は歩み寄りの姿勢を見せていますから、今一度心を開いてみてもいいのではないかと思います。10室だけだと夢物語で終わりそうですが、今回は11室に活気があるのでね。

心配なのが外から制限を喰らう(9室土星)ことですが、そこまでハードが目立つわけではないのできっと大丈夫でしょう。ただ、働きかけるなら内側よりも外側からの方が有効です。先述した通り、7~12室に天体が偏っていますから。社員がどう思っているかよりも、取引先が自分たちをどのように扱っているか。誰かの目を意識しながら動くと結果が出やすいのかなと思いますね。

山羊座満月の解説は以上になります。この星読みが何かのお役に立ちましたら幸いです。





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