鏡越しの自分はどんな顔?
こんばんは、わかばです。
今日は短文。今日こそ短文。ということで、7室について補足をしようと思います。月についての記事は?と思った方はごめんなさい。書きたいんだけど、上手く文字にならないんですよ。輪郭は掴めているんですけどね。
さて、7室については以前土星絡みで書きました。
なんとこの記事、当ブログでは一番の人気を誇っています。
まあ、当然か。他の記事は堅すぎるか、自己満足すぎるかのどちらかですものね。でも、検索した時に上位に食い込むのは……、本当に申し訳ないと思っています。だって、内容が薄っぺらいんだもの。
(書いた当時は一生懸命だったけど)
というわけで、もう少し掘り下げてみましょう。7室といえば、人間関係と契約のハウスですよね。他者との関わりを表す部屋であり、結婚相手や自身の敵の人物像などを読み解くことができます。
ですが、意味はそれだけではありません。7室の状態は、そのまま他者から見た自分を表しているのです。1室の内側から見た自分とは真逆ですね。
読み方としては、まずハウスを占める星座の割合、Dsc、それから天体とそのアスペクト、サビアンシンボル。これらを押さえておけば、ある程度は分かるはずです。天体が入室している場合は、その天体が支配している星座のハウスを見てみてください。
こちらから調べることができます。
(出生図、上昇点を選択。生年月日と出生時間、出生地などの情報が必要となります)
例えば、「土星が7室に入室、山羊座が3ハウスを占めている」場合。土星は困難や抑制、3ハウスは情報や初等教育、身近な人との交流の仕方などを表しています。
この配置を持つ方は、コミュニケーションの取り方が原因で孤立した経験があるかもしれません。土星が表すような人物ーー、目上の方や教師、親などと反りが合わなかった、なども考えられます(9割近くがそうだと思う)。会話に煩わしさを覚えるため、心を開いていない相手に対しては寡黙な人となるでしょう。他人からは、真面目で少し近寄りづらい人だと思われやすいです。
しかし、土星はギブアンドテイクの星。頑張った分は必ず返ってきます。試行錯誤を繰り返すことで、円滑な人間関係を築くことができるようになるでしょう。その時には、土星の持つ素晴らしい面が引き出されるはずです。
もちろんこれは一例であって、入室する天体ごとに意味は変わってきます。支配している星座がハウスをまたぐことだってあるでしょうしね。
最後に、忘れないで頂きたいのが、7室は鏡のハウスであるということです。
そう、目の前にいる人は自分自身。そこで問題になるのが、周囲にいる人が自分にとって好ましくない人物であった場合です。
金星や木星が入室しているのなら、プラスなイメージをまとって現れることの方が多いでしょう。しかし、マレフィックであったりすると、逆の印象を与えるような人と遭遇しやすくなります(ドラゴンテイルもそうかな)。
だけど、ここで凹まないでください。冷静に相手を観察するのです。
・この人の執着心、別の方向に使ったらすごいことになりそうだな。
・攻撃的な面を仕事や趣味の活力で消費したらどうなるだろう。
・クセが強いけど、この方面だと活かせるよね。
相手が嫌な人であることには変わりませんが(笑)、必ず長所を持っています。「いいところなんて見つからないわい! 」と思う方は、短所へ目を向けてみてください。長所は短所、欠点は魅力なのです。
そして、その長所はあなたが持っているものでもあります。
7室を上手く活用しましょう。そこにある天体は、あなた自身が放っている才能です。
私の才能って何だろう、と思った方はぜひ鑑定へ!
本日はこれにてお開きです。結局、いつもの文字数になっちゃったな……。