ほうき星を追いかけて

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ガガ様の視点から見たヴィーナス

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あなたに触れられた時、私は内側から生まれ変わっていくの。


こんばんは、わかばです。
いやぁ、晴れて全天体が巡行中なのに、絶不調ですね。物事が上手く進む時期のはずなのに、なんでだろうと思っていたら、よくよく考えたら私、獅子座初期度数の生まれなんですよ。ほら、トランジットでは水瓶座付近に重ーい天体が居座っているでしょう。

巡行中ということは、惑星の力が発揮されやすいということです。つまり、こちらを絞めつける力も強くなるということ。不動宮生まれの皆様は、お辛い思いをなさっていることでしょう。一緒に頑張りましょうね。

とまあ、占いの話はここまでにして。今日は完全趣味の世界です。私の大好きなレディーガガ様について語りたいと思う。

youtu.be

ちょうど、ハウスオブグッチが公開中ですね。機会がありましたら、皆様も映画館へ足を運んでみてください。

さて、初期のガガ様をご存知の方なら、一度は見たことがあるであろう生肉ドレス。彼女はそれ以外にも奇抜な格好をし、多くの人の目を奪ってきました。
今でこそベテランな雰囲気を醸し出していますけど、当時は色々言われていたんですよ。ミュージックビデオが過激すぎたり、衣装が悪魔的だったりしたから。彼女がサタニズムだという陰謀論は有名ですよね。

まあ、今では民主党の政治家とズブズブなので、違った方面から文句を言われているようですが。そんなところも含めて、私は彼女のことが好きです。完璧な人間なんて存在しないし、彼女が誰を支持しようと個人の勝手ですしね。

とはいえ、売れ始めた頃は興味がありませんでした。好きになったのは、「ART POP」のCDを購入してからです。アヴリル・ラヴィーンのアルバムを買おうとしていたところ、たまたま大きく取り上げられていたので、そっちを手に取りました。

あの時、浮気しておいてよかった。
(問題発言)

多分ね、これ以前のアルバムだと、私はガガ様のファンにはならなかったと思う。

彼女らしさが出ているのは前のアルバムたちだし、有名な曲が多いのもそうだけれど、私にとってはこのアルバムが一番でした。それくらい、刺激的だったんですよ。「ART POP」の世界観が。
アヴリル・ラヴィーンも好きです。もちろん)

有名どころは「Apprause」ですが、私としては「Venus」という曲を推していきたいところです。だってねえ、アフロディーテ(金星)を題材にしているんだから。言及せずにはいられないでしょう。

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ざっとしたものですが、歌詞をおいておきますね。(※かなり意訳を含んでいます)

Rocket#9 Take off to the planet
*1ロケットno.9が、惑星へ向かって飛び立つわ
to the planet (venus)
惑星(金星)へ
Aphrodite Lady sea shall bikini
貝殻のビキニを着たアフロディーテ
garden panty(venus)
お花畑のようなパンティをはいた淑女が微笑むの
Let’s blast off to a new dimension
新次元へ向けて飛び立ちましょう
in your bed room (venus)
あなたの寝室でね
Aphrodite Lady sea shall bikini
貝殻のビキニのレディ、アフロディーテが言うわ
get with me (venus)
ねえ、私と付き合ってよ(金星までね)


(1)
I can't help the way I'm feelin'
この感情をどうしたらいいの
Goddess of love please take me to your leader
愛の女神様、私を愛しいあの人のところへ連れて行って
I can't help I keep on dancin'
ああ、踊られずにはいられないわ
Goddess of love,Goddess of love
愛の女神様、ねえ女神様ってば


(2)
Take me to your planet (to the planet),
あなたの惑星へ連れて行って
Take me to your planet (to the planet)
あなたの理想とする愛のもとへ
Take me to your reader (to the planet)
愛するあの人のもとへ
Your reader,Your reader (to the planet)
お願い、連れて行って


(3)
Take me to your planet (to the planet),
あなたの惑星へ連れて行って
Take me to your planet (to the planet),
あなたの桃源郷
Take me to your venus (to the planet),
理想の世界へ連れて行って
Your venus, Your venus (to the planet)
金星へ 愛の惑星へ


(4)
When you touch me I die,just a little inside
あなたに触れられた時、私は内側から生まれ変わるの
I wonder if this could be love,
この感覚って愛なのかしら
this could be love
もしかしたら、そうなのかも
Cuz you're out of this world,
だって、あなたは素敵な人
Garaxy,space and time
時を超え銀河、宇宙さえ超越してしまうほどにね
I wonder if this could be love
私、あなたを愛しているのかもしれないわ


venus
ヴィーナス

Have an oyster baby, It's aphrodisi.
さあ、牡蠣をどうぞ。アフロディーテらしくいきましょ
Act sleazy (venus)
淫らに振る舞うの
Worship to the land, A girl from the planet
さあ大地を讃えましょう。惑星からきた女の子よ
to the planet (to the planet)
愛の地へ向かいましょう


※(1)(2)(3)(4)
  ※繰り返し


Neptune. Go.
ネプチューン、行きなさい
Now serve Pluto.
行ってプルートに仕えるのよ
Saturn, Jupiter.
サターン、ジュピター
Mercury, Venus, uh-ha.
マーキュリー、そしてヴィーナス
Uranus.
ウラヌス
Don't you knou my ass is famous?
ねえ、私のお尻が有名だっていうことを知らないの?
Mars.
マルス
Now serve for gods.
さあ、神々に仕えなさい
Earth, serve for the stars.
母なる大地よ、星々に仕えなさい


※(4)
※繰り返し


私なりに神話の視点から意訳してみました。英語は二級どまりなので(TOEICは恥ずかしくて言えん)、つたない部分もあるかと思います。なにとぞ、ご容赦くださいませ。

ところで、ガーデンパンティーってなに?

ずっとガーデンパーティーかと思ってましたよ。直訳すると、「庭園なおパンツ」ですよね。そんな下着あるのでしょうか。

スラングかと思って調べてみるも、収穫はなく。仕方なく、この曲を歌う時のアフロディーテに扮したガガ様の衣装を思い浮かべながら、それらしく訳してみました。ガガ様の曲の特徴として、古い曲や映画や宗教、違う言語から引っ張ってくるものが多いから、訳す方にも教養が必要とされるんですよね。無知は辛い。

それはそれとして、この曲についてどう思います?
意味が分からないですよね。私も初めて聴いた時はポカーンとなりました。確か、中学生くらいの時だったと思います。

まあ、なんにせよ性的なことを歌っていることには間違いありません。向こうの文化なのか、肉体が絡んだ恋愛についての曲は多いです。「ART POP」は特に多い。タイトルからして、「それだろ! 」と突っ込みたくなるものもあります。

今は星読みをしているので、完全にギリシャ神話を通した上で訳しましたが、この曲は視点が難しかったです。マルスアフロディーテについて歌ったようにも思えるし、二人の恋人を神々に見立てているようにも思える。かと思ったら、アフロディーテカップルを焚きつけているような情景も浮かびます。多分、全てが正解なんだろうけど。

占い師として補足しますと、この曲には火星が絡んでいますね。金星だけでは、こんなに官能的な色合いは出せません。アフロディーテが気合いを出す時には、必ずといっていいほどマルスが関わってきます。刺激的で美しく、少し怠惰なのが特色です。上品さとしては、土星や月と絡んだ時の方が目立ちます。

恋愛の官能的な部分、刺激的な喜びを歌った曲となっております。


はい。今回は曲に着目して書いてみたのですが、いかがだったでしょうか。個人的には、こういった回があってもいいかなと思います。書いてて楽しくなってきますしね(笑)

金星について歌った曲は多いです。聴き比べをしながら、それぞれの金星像について考えてみるのも面白いかもしれません。


追記:素敵な和訳を見つけました!よろしければ、ぜひ概要欄を覗いてみてください。LGBTQについての意味もあるみたいです。さすが、ガガ様ですね。

youtu.be

*1:ロケットno.9……あえてナンバーナインとしました。順番というよりは、名称に近いと思ったから。9番目でもいいと思う。誰かの歌が元ネタだったような気が。