ほうき星を追いかけて

星のこととか、日々感じたこととか、いろいろ。

一歩進んで、また休む

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こんばんは。

ブログを書くことにようやく慣れてきた……、のはいいのですが。

書きたいことがあるのに、手が追いつかない!
本気で悩んでます。

思考がどんどん膨らんでいって、収まりがつかない!なのに、止まっている指!ふと窓の外を見てみると、空が白んできている!
(軽いパニック)

いっつも、この状態ですから。

これ、昔からなんですよね。びっくりするほど遅筆なんですよ。どれだけ調子がよくても、1時間に900文字が限界。普段は500文字くらいしか書けません。これで作家を目指していたのだから、驚きです。
(当時は文才がある方だと思っていた。笑
大学のレポートとか、どうやって仕上げていたんだろう)

このブログも、ひとつの記事を書くのに3時間はかけています。大体、夜中に書くことが多いかな。
集客の練習をしようと思って書き始めたものなのですが、もはや夜更かしを通りすぎて、ただの早起きの趣味になっています。

1時間で投稿できるようになってみたいな。

夢のまた夢ですけどね。思考の膨張って本当にやっかいですから。
個人的には、ネイタルの水星と木星クインカンクスが悪さをしているのだと推測してます。だって、ムダに増えるし。頭でっかちな感じがするし。


まあ、そんなこんなでウンウン唸りながら書いていますけれども。当然ながら、アイディアが浮かばない日もあるわけでして。そんな日は、無理にログインしないようにしています。

毎日投稿ができるのなら、それが一番なんですけどね。なにも体力を削ってまで書く必要はないと思うんです。

何事においてもガス欠状態は避ける。これ、私のモットーです。


人は一度倒れると、復帰をするのにかなりの時間を費やしてしまいます。

iPhone(もしくはアンドロイド)を思い出してみてください。10%さえバッテリーが残っていれば充電は早いけれど、ゼロになると再起動にすら時間がかかるでしょう。
(私のものだけかもしれませんが)

人間も同じです。

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私はよく脳内で会議を開くのですが、
(※ここからかなり怪しい話になります)
主要なメンバーに、ものすごく仕事ができる人物がいるんですね。

仮に、彼をAくんとしましょう。

Aくんは頼れる存在です。わかばという人間のブレインであり、優秀なサポーターでもあります。

そのAくんに一度、(脳内で)叱られたことがありましてね。


「何で、限界を超えて頑張ろうとするの? 」


って言われたんですね。


「何かを続けていれば、踏ん張らなくてはいけない時がくるよね。そういう時は、多少無理をしてもいいと思うよ。
けど、休むことができるのに、あえて体を壊しにいくのは賢明な判断とは思えないな」


これを聞いて、あまり賢くのないわかばは、むっとして言い返しました。


「やれる時にやらなきゃ。いつでも時間が余ってるわけじゃないんだし。大体、Aくんだっていつも仕事ばっかりしてるでしょ」

「俺はいいんだよ。忙しくても平気だから。睡眠時間は短い方だし、休みをとるタイミングが分かるし、そもそも仕事が趣味みたいなところがあるからね。
でも、君は違う。急げって言われたって動けないし、10時間も寝てる時があるし、とことん要領が悪い。そんな人間が、無理をしたらどうなると思う? 」


……はい、完敗です。

要は「自分のキャパシティを知れ」ってことなんですね。

多くの人は、頭の中にある「常識」を礎として自分のキャパを決めてしまっていますが、
大抵の場合、その見積もりは限界を超えていることが多いです。
(まれに常識よりも容量が大きい方もいらっしゃいます)

自分の器を見極めましょう。

小さくてもオッケーです。この世には、あなたの不足を埋めてしまうくらいの器量を持った方が、たくさんいらっしゃいますから。難しい問題の解決は、彼らに任せておけばいいのです。
どうせ頑張ったって、それほどの力は出せないでしょう?だったら、無理をする必要はないじゃないですか。


大丈夫だよ。ちょっと休んだからって、世界は壊れやしませんからね。明日からもゆるりと頑張っていきましょう。

こまめに給油しようねって話でした。

落ちこむ一歩手前の魔法

おはようございます。

いつも日記のようなものを垂れ流しているので、今日は日常的に役に立つ情報をシェアしていきたいと思います。

私の中で、ありえないくらいに落ちこんだ時に活躍するマインド。名付けて、メアリの魔法

秘密の花園』をご存知でしょうか。『小公女』や『小公子』で知られている、フランシス・ホジソン・バーネットの作品です。かなり有名なので、名前だけでも聞いたことがあるという方は多いはず。

まだ読んだことがないという方は、ぜひ手にとってみてください。書かれた時代が時代なので、かなり差別的な表現がありますが……。まあ、そんなことを言っていたら、過去の文学作品なんてほとんど読めなくなっちゃいますよね。

さて、メアリ・レノックスは『秘密の花園』の主人公です。甘やかされて育ってきたために、わがまま、かつ薄情な女の子なのですが、彼女の性格の特徴として、まず気の強さが挙げられます。

「『へえ、そうですか、ミスタ・ラージャ!』メアリが猛然といった。『みんなが引きずってきたって、ここで何も話さないわ。座って歯を食いしばって、何も教えてやらないもの。あんたを見もしない。ずっと床を見てる!』」
フランシス・ホジソン・バーネット、畔柳和代訳『秘密の花園』(新潮文庫、2016年)244ページ

大人が怖がって、へつらうような相手にも食ってかかるのです。強いですね。

わがままなゆえに非常識なところもあるのですが、これだけ正直に言葉で表すことができるのはすごいです。

他にも、仕方がないとはいえ、酷い言葉を登場人物に投げかけているシーンもあります。子ども特有の純粋さと、好き勝手に生きてきたからこその自信でしょうか。本当の意味で落ち込むことなど、めったにありません。

この辺は私たちが真似をしてしまうと、イタい大人になりかねないので置いておくとして。お手本にするのはこの先です。以下、引用です。

「メアリさまはかなり偏屈な気分になり、唇をぎゅっと結んだ。
『本当にそうなればいいってもしも私が思われていたら、私は死んでやらない。誰なの、本当にそうなればいいなんて思ってるのは?』」
フランシス・ホジソン・バーネット、畔柳和代訳『秘密の花園』(新潮文庫、2016年)213、214ページ

ここです。『私は死んでやらない』。

生きていれば、辛い出来事に遭う時もありますよね。

身内の態度だったり、職場での失敗だったり、誰かの心ない言葉だったり。
(占い師に最悪の結果を伝えられたり、とかね。笑)

優しい人はここで、自分を責めるんです。私/僕が悪い。調子に乗らなければよかったって。仕事に関しては、ある程度反省をするべきなんでしょうが、それにしても気持ちの切り換えは必要です。不当に傷付けられたのだとしたら、言うまでもありません。

「死んでやらない! 」の精神で生きましょう。

「不幸になんかなってやらない」でも、「堕ちてやるもんか」でも構いません。それこそ、『秘密の花園』風に「僕はいつまでも、いつまでも生きる! 」でもいいかもしれませんね。

悪意のある棘は、はね返してやりましょう。そんなものに血を流す必要はない。トラウマになんてさせないのです。

メアリの魔法、理不尽だと思った時に試してみてください。

白い魔法は、いつだってあなたの心の中にあります。

おいしい頂き方

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こんばんは。

徐々に蒸し暑くなって参りましたね。皆さまも、熱中症にだけはお気をつけください。

さて、どれだけ暑くなろうとも、我が底なしの食欲が失せるはずもなく。蜂蜜の甘さに慣れた今、胃はじわじわと元の大きさに戻りつつあります。

食べるのって楽しいですよね。

昔からチョコレートが好きなんですけど、ここ数年、異常なくらいホワイトチョコにはまっていまして。あの香りとクリーミーな味がたまらないです。できるだけサイズが大きなものを買って、ちびちび食べています。
(冷凍庫で冷やすとおいしいのよね)

日本人は他国の人たちよりも食に積極的なようですが、皆さまはどうでしょう。

金星牡牛座、蟹座、天秤座の方たちは、独自のこだわりをお持ちかもしれません。

牡牛座さんは言わずと知れた五感を大事にする星座ですし、金星蟹座さんは料理が得意であることが多いように感じます。
天秤座さんはおしゃれなお店を知っているイメージですね。人付き合いの延長で、食に詳しくなっているパターン。

逆に、食に縁が薄そうな星座ってどれでしょう。根拠もなく浮かぶのは水瓶座ですけど……(いい意味で人らしさを感じないから)。管理が得意な、乙女座とか?
生活リズムがきっちりとしているので、暴飲暴食は少なそうですね。

ちなみに私は月乙女座ですけど、節制とは程遠い人間です^ ^
(毎度毎度、私事で申し訳ありません。実体験に基づいたことしか、上手に書けないので許してください)


気を取り直しまして。今でこそ、こんな風に楽しんでいる私ですが、幼い頃は食べることに恐怖心を抱いていました。

きっかけは母の何気ない一言です。


「コロコロしてるね。まるでブタみたい」


その時、晩ごはんを食べていた7歳の私は凍りつきました。

ブタ?

私、ブタなの……?

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ちょうど、『千と千尋の神隠し』を観たあとだったので、余計にショックだったのだと思います。
ブタ=いけないもの、悪食みたいな印象が残っていましたから。
(実際のブタちゃんは賢いですけどね)

それ以来、食べることに罪悪感が湧き、大人になってもそれは続きました。

好きな人のために大食いキャラを演じていた時も、女子の集まりで残飯処理をしていた時も。

常に常に、「私はブタなんだ。本当は食べるのを我慢しなくてはいけないのに」と思いながら、食べ物を口に運んでいました。

そうするとね、やっぱり体には良くないんですよ。

その頃はいつも、手足がむくんでいました。顔もパンパンに張り、肌荒れが絶えません。また、食べたくもないのにお菓子に手が伸びてしまいます。変なマインドでいるせいか、満腹感もないですし。

困った私は、食事制限を行うことにしました。

朝には白湯と、スプーン一杯のレモン汁を。食事は油ものを抜きにして、野菜中心に。
おやつはダークチョコレートふた欠片を、朝食の後にのみ頂く。
木曜日は晩ごはんを抜いて、土日はファスティングをする。

……とまあ、自分にとっては健康的な生活を送ってみたのですが、断食をしてもいっこうにむくみは取れません。それどころか、顔色がどんどんと悪くなっていきます。

苛立っていた私は、自暴自棄になりました。


「全然きれいにならないじゃん。なんか、前よりも太って見えるし。もういいや。好きなものを食べよう」


その後、ブタがなんだっていうのよ、と言わんばかりに食べ尽くしたのですが。

結果は何もありませんでした。
ただただ、幸せな満足感だけが身体中に広がるのみ。

けれど、そこで気が付いたんです。

結局は、感謝を持って食べることが一番体に良いのだと。

それからは、トントン拍子で進んでいきました。体のむくみが消え、肌の調子が良くなっていき、不快な感情を味わうことが減りました。

もちろん、今でも嫌な気持ちになる時はありますけどね。むだにイライラしなくなりましたよ。胃腸を整えてからは。

さて、色んな方がこれをお読みになっているでしょうが、あなたの食べ方はどうでしょう。

欲しくもないのに、お菓子をつまんでいませんか。

食べたいものがあるのに、他のもので我慢していませんか。


ジャンキーな生活も、ストイックなダイエットも否定はしません。どちらも経験済みですから。

けれど、食べること自体が苦痛になっているのなら、それはどこかを見直した方がいいと思うのです。

本当に食べたいものを、必要な分だけ感謝して食べる。


おいしい頂き方を今日から始めましょう。


自戒の念をこめて。