ほうき星を追いかけて

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【占いメモ】よたよたな『ふるさと』と音楽の話

こんばんは、わかばです。

今さらなのですが、タイトルに【占いメモ】と書いてある場合は雑談と占いをミックスした内容になっています。星読みオンリーのものは【西洋占星術】で統一しておりますので、興味のある方は検索ボックスを利用してみてください。

さて、時を戻して祖父母の家に泊まっていた時のこと。仕事と庭・畑いじり以外は特にやることもなかったので、フルートをぴぃぷぅ吹いておりました。

可愛らしい印象のあるフルートの音も、部屋で聴くと爆音です。そのため、自宅では休日であったとしても吹くことはできません。2、3年前までは防音設備のある部屋を借りたり、公園に出かけて行って誰かとセッションをしたりしたものですが、にっくきコロナの到来でその機会も失われました。
(弦楽器はオッケーだったのになあ。やっぱり、息を使うからダメなのでしょうかね)

しかし、祖父母のお家は別。なぜなら、周りには畑と山しかないからです。近くに家がないこともないけれど、距離が開いているので音が響く心配もありません。

というわけで、呑気に吹いていたのですが、まあこれが本当にひどい音で

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上野様の奏でる音が「気品ある貴公子」だとしたら、私の音はさながら「千鳥足の酔っぱらい」。基礎練の曲として選んだ『ふるさと』もおぼつかない足取りです。何よりきついのが息継ぎの音で、水中我慢大会の出場者が立てるような騒音ぶりでした。録音は上達のためにかかせないものではありますが、軽く心を抉られましたよ。

ちなみに、楽器の上手さは意外と水星が司っているのではないかと私は思っています。手先の器用さ=水星という安直な理由からですね(笑)乙女座は最も音楽家に向いていない星座だと言われていますが、楽器を演奏することにおいては割と上手な方ではないかと。正確さを求めてしまう面や、完璧主義なところもコンクール向けだと思いますし。

また、音楽というと真っ先に挙げられるのが金星海王星アスペクトですが、個人的にはピンときませんね。あまい雰囲気があるのは確かなので、どちらかというと舞台向けなのではないかと思います。幻想的で美しい、桃源郷のような世界を表現することができるアスペクトです。インスピレーションを受け取ることに関しては有利な絡みかもしれません。

いずれにせよ、金星も海王星も非常に受け身な性格なので、何かを生み出すには物足りない天体です。例えるなら教養としての音楽、といったところでしょうか。根を詰めて練習するならば能動的な天体が必要です。ただ、純粋に楽しむことに関しては一番だと思いますね。好きこそものの上手なれ、です。

作曲については、水星と海王星、または天王星アスペクトがほしいところ。これは作家も同じです。見えない何か(トランスサタニアン)をキャッチしてそれを形にする(水星)才能です。冥王星はどちらかというと、絵や小説、漫画の方が表現しやすいかな。何しろ重すぎる天体なので。

音楽だと何が当てはまるんでしょうね。サン=サーンスの『死の舞踏』とか?でも、サウンドが優雅すぎるんだよな。切迫した死というよりは、どちらかというと死の妖精がバレエを踊っているようなイメージの曲だから。絵だと有名で分かりやすいものがありますね。ピカソの『ゲルニカ』です。冥王星の破壊的な部分がよく表れています。

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(キーボードを打ちつつ気が付いた。『パリは燃えているか』があるではないか!映像の世紀のイメージが強すぎて、もはや第二次世界大戦の画像が脳内でスライドされる曲です。)

金星絡みだと天王星が強い印象があります。尖った芸術的センスですね。音楽だとギタリストが当てはまるのではないでしょうか。クラシックに置き換えるとリストさんです。彼、現代に生まれていたとしたら高確率でギターを選んでいたと思うんですよ。テクニック重視だもの。

とまあ、好き勝手つらつらと書いてみましたが、当てはまる箇所はあったでしょうか。音楽好きな方もそうではない方も、ぜひご自身のホロスコープと照らし合わせてみてください。

ちなみに私のフルート、祖父は「肺活量が鍛えられてよろしい」と寛大だったのですが、音楽の心得のある祖母からは不評でした。いわく「音楽は練習。練習が大事なのよ」だそう。その時に浮かべていた笑みの暗いことときたら!

……頑張って練習します。




ちなみに『ふるさと』は「うーさぎおーいし」のあれです。まあ、帰りたくなくなるような出来栄えでしたね。

話は変わりますが、金星と海王星の世界はミュシャが一番近いかなと。金星冥王星、火星だとエゴン・シーレですね。『クリムト』なんかは明るいですが、それ以外はねっとりしています。色調がそこまで暗くないので、あまり冥王星感はないですけど。