ほうき星を追いかけて

星のこととか、日々感じたこととか、いろいろ。

【西洋占星術】どのような日に生まれようとも


エネルギーの引き出し方は人それぞれ


というわけで、前々回の記事の続きです。なお、こちらの記事内で言及したグランドクロスについてですが、表記が「グランドスクエア」になっていました(訂正済み)。おそらくは変換ミスだと思います。
恥。 圧倒的恥!!!

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こういった、ちょっとしたミスって恥ずかしいですよね……。

仕切り直して、いい出生図にも、悪い出生図にもそれぞれ悩みがあるんですよ、ということをお話ししましたが、私自身はどちらかというと悪い配置を持って生まれています。ものすごく悪いのかと問われればそうではないけれど、微妙に嫌な出生図というか(笑) 

具体的に書きますと、ヨッドと呼ばれる複合アスペクトを持っていたり、凶星が効きまくっていたり、ライツが著しく傷付けられていたり、ですね。感受点を含めるとグランドクロスができたりします。

とはいっても、最後に関してはおまけみたいなものでして、感受点を数に入れればいくらでも複合アスペクトはできます。なんですけど、それでも占い師さんには「うげ、」と言われることが多く。感受点がリリスで、アセンダントに被っているからでしょうか。

天体(太陽、土星海王星)と感受点(リリス)がアングルの軸にかかった状態で、不動宮のグランドクロス。並びから見るに、「夢見がち頑固女」といったところですね。ヘンな宗教に引っかかっても抜け出せないタイプです。確かに最悪かもしれません。(笑)

それで、実際のところはどうなのかというと、そこそこ大変でした。グランドクロスというよりかは、冥王星のせいだと思うのですが、一筋縄ではいかないことが多かったです。楽しさいっぱい、苦悩は山のごとしの子ども、少女時代でしたね。

まあ、そうでなきゃティーンがスピリチュアルにはまったりしないよな。一番楽しい時期のはずなんだもの。今だってそうです。たまに「若いうちから、占いなんかにうつつを抜かしてどうするの」とお叱りを受けることがあります。私にとっては、友人と遊ぶ感覚と変わりはないんですけどね。どちらも楽しい。

ゲームも楽しい。

その他にも、「君の作品は固すぎる」と頑固なおじいちゃんから説教を喰らったり、「年上とは上手くいかない」という宣告通り、教師やお局とバチバチやり合ったりしましたが、今の私はとても穏やかです。結局は、自分の考え方で人生が決まるということに気付くことができたから。その辺は今までも書いてきた通りで、これからも書き続けると思います。

包み隠さず話すならば、生きづらさを出生図のせいにしたり、「私には土星冥王星の障害があるの。楽なあんたとは一緒にしないで」と、偉そうな思想を持ったこともありました。何かのせいにした方が楽ですからね。見たくない事実から目を背けることができる。

でもね、それってダサいでしょう。

少なくとも、私にとっては死ぬほどダサいんですよ。自分のことしか見えていない、視野の狭い人間だとしか思えない。いい出生図=楽だなんて、お金持ち=幸せの考え方くらい浅いです。ていうか、よくそんな考え方で演劇に携わっていたなと思う。役者の子たちも演じづらかったことでしょう。

かつての私のように、ホロスコープ運ゲーだとお思いの方も多いと思いますが、そういった方には今一度考えて頂きたいのです。


・成功者と同じ、または似たようなホロスコープを持った人間が、前者と同じような栄光を掴むことはできるのだろうか。

・そもそも、全てを手に入れた人間は本当に幸せなのだろうか。シンデレラのその後を想像したことは?

・複雑なアスペクトを持つ出生図が「特別」なのだとしたら、その「特別」なネイタルを持つ人間が普通に暮らしているのはなぜ?


人によって星の使い方は違うし、エネルギーの出方もまた十人十色。ですから正直な話、ネイタルチャートは自分で読んだ方が腑に落ちるのです。どのように使ってきたかが分かりますし、これからどうしたいのかも自分で設定できます。過去との答え合わせも簡単。
(そんなの都合よく当てはめてるだけ?……確かに。しかし、腕のいい占い師さんは他人のホロスコープを見て、その人の人生を言い当てたりします。面白いですね)

どのような日に生まれ落ちたとしても、幸せになる権利があります。逆もまた然り。さて、あなたはどのような人生を送っていきたいですか。


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