ほうき星を追いかけて

星のこととか、日々感じたこととか、いろいろ。

ホロスコープのお勉強あれこれ


大事なのは姿勢


こんばんは、わかばです。

今日は以前からお客様によく聞かれていた質問、「西洋占星術をどこで勉強したのか」について書いていきたいと思います。

結論から申し上げますと、私は独学で知識を身につけました。おそらく趣味でホロスコープを読んでいらっしゃる方のほとんどは、私と同じように一人で学ばれているかと思います。これにはメリットとデメリットがあって、メリットは自分なりの読み方、信念が身につくことですね。星を読む上で、どの視点から星を見るのかということは非常に大事です。

デメリットは学び方に偏りが出ることです。講座だと基礎をしっかり固めてくれますが、独学は自分だけで学んでいくので、興味のない星座・感受点に対する知識が浅くなりがちです。そのため、小惑星には精通しているのに肝心の十二星座については何も分からないといったことがザラに起こります。
(私自身の例でいうと、ドラゴンヘッド・テイルのサビアンシンボルを調べるのにずっと繰り上げで読んでいました。1度を足さなくてもいいと知ったのは、西洋占星術を学び始めてから2年ほど経った頃です)

ですので、占い師になりたいという方はプロの方が開いている講座に参加された方がいいかもしれません。導いてくれる手があることは非常にありがたいことですし、そちらの方が遠回りをせずに済む可能性は高くなります。

ただ、遠回りの道にも学びはあります。これは自分が超絶迂回をしてきたからよく分かる。ですから、結局は好みですね。自身のお財布と相談しながら決めましょう。本を買うにしろ、講座に参加するにしろ、それなりの資金は必要ですから。

youtu.be
(お金大好き♡な曲。洋楽やK-popに多いですよね。最初聴いた時はカルチャーショックを受けました)

無料で学ぶ方法としては、図書館を利用したりネットから情報を取り入れる手があります。どちらも手軽に学べますが、読み返したいとなった時に手元にないのが残念なところ。対応策としては、自分オリジナルのお勉強ノートを作ることです。受験時代を思い出しながらメモしていきましょう。

また、書籍はどれを参考にすればいいかということについてですが、目についたものは片っ端から読んでいった方がいいです。

松村潔先生、マドモアゼル愛先生、ノエル・ティル先生、リズ・グリーン先生、鏡リュウジ先生、石井ゆかり先生……。大御所の名前を挙げるとキリがないですが、私の場合は先生方の書籍はもちろん、存じ上げない方や古い書籍も参考にしました(図書館で見つかることが多い)。ちょっとした文から新たな発想を得ることが多いです。

なお、初めて手に取ったのはルル・ラブア先生の『占星学 新装版』です。大きめの本屋さんになら並んでいると思う。今でも重宝しております。



「いや、どれを読んだらいいか分からないから聞いてるんですけど」と思われた方、すみません。基本を知りたいのなら鏡リュウジ先生が一番手堅いのではないかなと思います。松村潔先生の『完全マスター西洋占星術』もおすすめ。辞典としてお持ちの方も多いですね。

例外として、古典占星術やホラリー占星術関連の本はあとになって読んだ方がいいと思います。知識が浅いうちに読むと混乱しかねないので。ついでに、現代占星術と古典占星術は別のものだと思って学んだ方が精神的に楽です。両者の溝は深い。

最後に、大事にしてほしいのが冒頭で述べた「姿勢」です。何に注目して読むかで星の意味合いも大きく変わってきますから。あとは、自分と違う意見だからといって他人の意見を下に見ないことですね。それをやっちゃうと色んなものを取りこぼしてしまいます。勉強においてはなおさら。

wakaba-star26.hatenablog.com

以上、思いついたことを書いてみましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ楽しい星読みライフを送ってくださいね。