太陽と月に土星が絡むと、しぶとくなる。
(一部内容、加筆しました)
こんばんは、昨日の続きです。
7室土星が晩婚になりやすいのは確かだけど、そんなに悪い状況ではないよ、という話でした。
そもそも土星はすべての人に作用する星です。ですから、アンギュラーハウスや7室に来たからって、その人だけが不幸なんてことはありえないはずなんですね。
仕事関係や対人のハウスだから、目立つだけであって。
この星に生きる人それぞれに、課題があります。
とはいえ、その過酷さは人によって違うでしょう。
アスペクトが、ソフトかハードかでキツさは変わりますし、どの天体に絡んでくるかによっても差は出ます。
特に厳しいのが、アセンダントとライツ(太陽、月)です。
アセンダントに関しては、ご自身に抑制がかかるので、生きていくことに息苦しさを感じやすいでしょう。
7室の話に戻りますが、土星がディセンダントに合の位置にいる場合。つまり、アセンダントにとっては、オポジションの位置に土星がいるということになりますね。
この場合は、特に対人関係で悩みやすい傾向にあります。
教師にいじめられたとか、上司からパワハラを受けただとか。
目上の方に圧力をかけられるケースが多いようです。
アセンダントに天体が乗っている場合は、その天体の意味もあわせて考えてみるといいですね。
金星なら、その人の美しさや愛嬌に嫉妬したのかもしれないし、火星なら、出る杭は打ってやる!の精神で押しこめられたのかもしれません。
あと、意外と多いのがリリスです。リリスは異様な雰囲気を漂わせていますから、とにかく理不尽な目に合うことが多いです。
対策としては、やはり自分の良さを認めてくれる人とコミュニケーションをとることだと思いますね。
全ての人にではなく、厳選した人物にのみ魅力を見せる。人を選ぶといったら悪く聞こえてしまうでしょうが、要は付き合う人をはっきりと決めるというだけです。
どのような人に、自分の魅力が通じるか。慎重な見極めが必要です。
さて、次にしんどいのはライツです。
ライツはね。もろに家族関係にまで影響が出ますからね。
太陽は父親、月は母親を表しますから、そこに土星がかかってくるとしんどいです。
太陽にスクエアだと、父親との関係が上手くいかない。または、父親が挫折ばかりの人生でだらしない人だったとか。
母子家庭の人に多いアスペクトでもあります。
仕事の面で見ると、やはり本人も挫折しやすい傾向があるようです。
転職を繰り返していたり、何かを途中であきらめたりと、苦い経験をお持ちかもしれません。
本当は完璧主義で責任感も強いのに、怠惰な人間に見られることも……。
月にハードは圧倒的に、お母様からの重圧が多いですね。
規則や門限に厳しい親、世間体を気にする親、教育ママといったところでしょうか。
ソフトならまだ「お堅い」程度で済むのかもしれませんが、ハードだといささか厳しすぎるように思います。
毒親アスペクトといえば月冥ハードですが、それとはまた違った形で子どもに干渉しすぎている。
ですから、このアスペクトの持ち主は、知らず知らずのうちに感情を封じこめてしまいがちです。
他人にはめったに本音を話しません。というより、そもそも感情すら見ないようにしているのかもしれない。
ここまで、ただ説明のみをつらつらと書いてきましたが、皆さんが知りたいのは土星の活かし方ですよね。
次は、それについて書いていきたいと思います。
また明日!
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