ほうき星を追いかけて

星のこととか、日々感じたこととか、いろいろ。

憧れの人

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こんにちは。

暑い日々が続いてますね。とても6月だとは思えないくらい。

きつい日差しが苦手なので、ここのところはお家にこもっています。陽に当たると、すぐに熱が出ちゃうんですよね。夏は嫌いです。頭が回らなくなるし。
(いつも回ってないけど)

それで、過去に購入した本を読んでいたんですけど、これが意外と面白くって。とにかくキャラクターが魅力的なんですよ。

読んでいたのはこの本なんですけど、

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ヒロインがかっこいい。本当に素敵。

確か、ミレニアムって映画化されていましたよね?思い違いでなければ、「ドラゴンタトゥーの女」というタイトルだったはず。
(主演はダニエル・クレイグ。自分的にはドンピシャでした)

放映されたのは1巻のストーリーですが、個人的には2、3巻が好きです。これぞエンタメって感じがするから。リスベット(ヒロイン)の良さも堪能できますし。

作者さんはジャーナリストだったそうですが、そっち方面の方が書いた小説って、妙に面白いんですよね。
読んでみれば分かると思うのですが、作品自体に生命が宿っているんですよ。
(『羊たちの沈黙』のトマス・ハリスもジャーナリストだったはず)

気になった方は、これを機に読んでみてください。おすすめは1〜3巻です。大人向けの内容なので、そこは注意してくださいね。


で、何だったっけ。

そう、リスベット・サランデルですよ。


彼女がミレニアムにおけるヒロインの役を担っているんですけど、この方、いわゆる「普通」の女性ではありません。

というか、飛び抜けて異常です。笑

何を考えているのか分からないし、とっつきにくいし、派手な見た目をしているし。

普段は非常に理性的な人ですが、怒らせるとかなり怖いです。きっと、地の果てまで追いかけてくることでしょう。(ワスプらしいですね)

とはいえ、とても大人しい方ではあるのですが。

土星社会では行きづらいだろうなと思うようなタイプです。実際、土星冥王星の犠牲になっていますしね。

ホロスコープ、見てみたいな。水星と天王星が効いてそう。もしかしたら、リリスが強い配置なのかもしれない。
生き方としては海王星的だけれど、夢には溺れないはず。土星冥王星は確実に絡んでいるだろうな。粘り強いし。

そんなことを考えながら、彼女の好きなところを書きだしていたんですけど、ノートを見てびっくりしました。


これ、自分の短所じゃん。と。


不器用なのも、自我が強いのも、まともじゃないのも。笑

全部全部、自分の嫌なところだった。

ここで、はや夏バテ気味のわかばは考えます。

……。


……。


ということはだよ?

私、誰かにとっては魅力的な人間なんじゃないの?
(圧倒的ポジティブシンキング)

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だってさ、サリーと似てるんだぜ。

リスベット・サランデルだよ。ひと昔前、スウェーデン中を虜にしたヒロインよ。これはもう、モテモテでしょう!
(ただし、おじさん人気に限る)

俄然やる気が湧いてくる。ちょっと今からストックホルムに行ってくるわ!


……と、暑さで頭がやられてる感は否めませんが。笑

憧れの人って、自分の理想に近い人ですよね。ということは、自分と何らかの共通点を持っている可能性が高いんですよ。

理想というのは、実現可能だから湧いてくるもの。

もし憧れの人と重なるところがないのなら、惹かれるはずがないんです。手に届かない相手には、何も感じません。(まれに崇拝の対象として現れることがあるようですが。)

あなたが憧れているあの人は、あなたと同じ一面を持っているんです。


「あの人が羨ましい」


時々、自分の人生を諦めているような人を見かけます。

そういう人は決まって、上記のようなことを言うんですよね。で、私/僕には魅力がないからと落ちこんでしまう。

けれどね、失望するには早すぎますよ。

誰かを羨んだり、妬んだりできる時点で、まだ心の中には希望が残っているということだから。

私の中には、憧れの人と同じ魅力が眠っている。

そう思うと、少しは自信が湧いてくるような気がしませんか。